悠久より綿々と続く時の流れ。その中で幾多の歴史が作られてきた。
しかし「史実」と呼ばれるものの中には、一体いくつの“真実”があるのだろうか……。
はるか昔、大国イヴァリースで起きた後継者をめぐる争い。
イヴァリース王女オヴェリアの誘拐事件を発端に、継承問題の渦中にあったラーグ公とゴルターナ公の武力衝突で始まったこの戦乱は、両家の紋章が白獅子と黒獅子であったことから「獅子戦争」と呼ばれた。
そして、イヴァリース全土を二分したこの戦乱の影には、2人の若者の姿があった。
1人は、後に戦争を終結に導いたとされる英雄王ディリータ。
そしてもう1人は、歴史上決して名が語られることのなかった若者ラムザ。
英雄ディリータの華々しい物語の裏で、歴史の闇部を駆け抜けたラムザは、果たして何を見たのだろうか?
彼ら2人の生き様を通して、歴史の影に葬られていった“真実”を解き明かしていく――。




